ここはこの WWW のトップページです。 今後、地球温暖化にかかわる情報や、それを図示する道具について書いていきます。
まだまだ工事中(作っていないところ)が多いですが、内容は少しずつ増やしていきます。 気長にお待ちください。
目次
- はじめに:地球温暖化の実際
- 地球温暖化の理解
- 第一段階:温室効果の強まり
- 第二段階:気候システムの変化
- CDVoB : 気候システムの図を描いてみよう
はじめに:地球温暖化の実際
工事中です。
地球温暖化の理解
- はじめに
- ステップ1:温室効果の強まり
- ステップ2:気候システムとその変化
地球温暖化は、大きく2段階に分けて理解するのがよいでしょう。
第一段階は、温室効果の強まりによる地球の表面温度の上昇です。 温室効果とは、 地球大気の温室効果気体が、地球放射を吸収し、これが地球表面をあたためる、 言い換えると、地球から宇宙に熱を出て行きにくくし、地球表面の温度を高くする、 という効果です。 温室効果気体が増えることでこの効果が強まり、地球表面の温度はさらに高くなります。 このことは、非常に簡単なシステムを使ってわかることができます。 よく、いろいろなホームページで出てくる簡単な説明は、この第一段階の部分です。
第二段階は、第一段階で理解した地球の表面温度の上昇がもたらす、さまざまな気候システムの変化です。 気候システムには特色あるさまざまな構成要素があります。 主に海洋の存在により、第一段階で仮定するような「平衡」(「つり合い」)の状態にはなっていません。 そしてそこには、さまざまなメカニズムがあります。 特に重要なのが、さまざまな「フィードバック」過程です。 気候システムはもともととても複雑なシステムなのですが、 地球の表面温度が上がることでこのシステムのふるまいが変わるのです。 ただし、この気候システムの変化としての地球温暖化には、いまなお、わからないことがたくさんあります。
ここでは、第一段階と第二段階とに分けて説明していきます。 第二段階の方が分量はずっと多いですが、 個別の構成要素とその特色、また個別のメカニズムを一つ一つ順々に理解していけばよいと思います。
ステップ1:温室効果の強まり
第一段階の、「温室効果の強まり」としての地球温暖化は、 簡単なシステムで理解できる、と書きました。 でも、なぜその簡単なシステムでいいのか、 ということまでもわかろうとすると、 かなりたくさんのことを知る必要があります。 ここではそれも含めて説明していきます。 「大事なところだけわかればいい」という人は、 初めの方(「温室効果」の前の部分)は飛ばしてください。
工事中です。以下のことを書いていく予定です。
- 第一ステップを理解するのに必要な構成要素(登場人物)
- 太陽からくる光と、地球から出ていく光
- 電磁波と光
- おまけ:人間の目の仕組み/目は何を見ているのか。
- 地球の大気の、太陽からくる光と、地球から出ていく光に対する違い
- 地球の熱平衡状態
- 温室効果と、その強まりとしての地球温暖化
- 真鍋先生の鉛直一次元モデルによる理解
ステップ2:気候システムとその変化
工事中です。以下のようなことを書いていくつもりです。
- 今の気候について(大気の平均場と内部変動)
- さまざまな構成要素
- さまざまなメカニズム
- 気候モデル~気候の理解や、地球温暖化予測のための道具として
- すでに起こってきた地球温暖化
- 将来の地球温暖化:地球温暖化予測の実際
CDVoB
工事中です。 地球の気候状態を、ブラウザで図示にするための道具です